Q.1.シックハウス症候群とは?

A.シックハウス症候群とは、家などの中で発生するダニ・カビ・ホコリ・気化性の化学物質等が原因で、体が不調になることをいいます。 具体的な症状としては、

◇目が痛くなる、目やにが出る、目がチカチカする
◇鼻がむずむずする、鼻水が出る、くしゃみが出る、鼻の奥がヒリヒリする
◇頭が重い、頭痛がする
◇集中力が低下、物忘れがひどくなる、脱力感、冷え性、倦怠感
◇気分が悪くなる、吐き気がする
◇体がだるい、イライラする
◇のどがイガイガする、口内炎ができやすい
◇ じんましんが出る ・ ぜんそくの発作が起こる
◇食欲不振、腹痛、下痢、便秘
◇肩がこりやすくなる

等、人によって症状の出方が本当にいろいろあります。よく風邪に間違えられたり、怠け病などと言われそうな症状ですね。でも大抵が家の中にあるその人にとっての刺激物によるアレルギー反応だと思われます。
家の新築や増改築をしたとき、または引っ越しをしたとき、このような症状が出た時は要注意です。


Q.2.ホルムアルデヒドって?

A.シックハウス症候群の代表的な原因物質で、接着剤や建材等に含まれ、家の内装、家具やフローリングなどに使用されています。また、喫煙や石油やガスを用いた暖房器具の使用によっても、発生する可能性があります。
厚生労働省では平成12年にホルムアルデヒドの濃度指針値を0.08ppm以下と設定しましたが、先日行われた国土交通省の調査で、5件中4件が指針値越えをしていることが判明しており、居住者の健康に多かれ少なかれ影響を及していると考えられます。
また、0.08ppm以下であっても、赤ちゃんや高齢者、また免疫力が低下している方などは不快感を感じる場合もあり、人によってさまざまです。

人におけるホルムアルデヒドの曝露(反応関係)

ホルムアルデヒド
濃度(1平方m当り)
反  応
0. 012mg 結膜の中程度の刺激
0.04〜0.06mg 中程度の眼刺激(27%)瞬目異常(11%)
0.06〜0.07mg 曝露者の50%が臭気を感知
0. 2〜0.6mg 眼・鼻・咽喉の灼熱感、刺激、頭痛
0. 3mg 19%に軽度不快感、結膜刺激、鼻咽喉の乾燥感
0.5mg 31%に軽度不快感、結膜刺激
1.0mg 94%に結膜刺激、鼻、咽喉の乾燥感
WHOガイドラインより

Q.3.シックハウス症候群を防ぐ方法は?
A.一番良いのは、ホルムアルデヒド等の有害物質(VOC)を含まない建材を使用すること、VOCを含む建材を排除することですが、家自体を根本から見直さなければいけないため、相当な金額がかかります。
2番目には1時間に10分程度の室内換気を行うこと、こまめな窓の開閉は有害物質を排出するのに有効です。また換気装置を適切な場所へ設置するのも良い方法でしょう。
換気方法などについてのご相談は当センターでも承っておりますので、お気軽にご相談下さい。

Q.4.ホルムアルデヒドの採取・測定はどのような方法で行うの?
A.測定は、厚生労働省が作成した室内空気汚染に係るガイドラインに基づいた測定方法で、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)を用いて規制値以下まで測定することができます。
採取方法はいろいろとありますが、代表的なものとしてアクティブ法とパッシブ法があります。アクティブ法は技術者による作業が必要で、器材を現地に持ち込んで採取の前後2回、他者の介入が必要です。当センターでは、こちらから伺わずにご自身で捕集キットを取り付け、空気中のホルムアルデヒドを捕集していただくパッシブ法を採用しております。ポンプなど大掛かりな装置を使用せず、ホルムアルデヒドからの放散量が測定でき、小型軽量なので取り付けも簡単です。
またお申し込みいただくと、センターから確認とご説明の電話をさせていただきますので安心です。

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